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【ADHD】私の置き忘れ対策「置かない」&「指差し確認」

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こんにちは、ADHDの椋紅緒です。

こちらのブログにて、私が普段やっている置き忘れ対策をご紹介いただきました!
すばらしい記事なので、皆さんぜひ読んでください。

gray-zone-family.hatenablog.com

きっかけはTwitterでのリプライ

 

便乗して、自分がやっている対策について、あらためて解説させていただきます。

その1:「置かない」ずっと身につけておくか、紐で繋いでおく。

置き忘れ対策の基本は、まず「置かない」です。もっと言うと「テキトーな所に不用意に置かない」です。

これは以前の記事でも少し書きましたが、 失くし物対策の「定位置を決めて使ったら戻す」に通じます。

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私の職場の先輩で「電車の網棚には絶対に何も置かない」と決めている人がいました。大事な物を置き忘れて、大失敗をした経験があるそうです。その話を聞いて気づきました。「そうか!置かなければ置き忘れないんだ」と。

ADHDはテキトーな所に不用意に置きがち

とは言っても、どういうわけかADHDは、テキトーな所に不用意に物を置いてしまうもののようです。無意識なので、不用意に置かないことを意識する、という対策には無理があります。そこで有効な対策は「紐で繋いでおく」となります。

紐で繋いでおく

カバンや衣服に繋いでおくと、紛失や置き忘れをかなり防げます。例えば、こんな感じです。

▼鍵を無くさないように、ポケットの中布に留めておく

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▼バックに紐で繋げておく

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 スマホやメモ帳などは、シザーケースやスコッシのような薄手の肩掛けバックで身につけています。バックインバックも兼ねています。

主に財布、メモ帳、スマホ、鍵 が身につける対象です。仕事でスーツやジャケットを着る方は、ポケットに全部収まりそうですね。私の場合は、普段はスーツやジャケットを着ていないので、ズボンのポケットには収まりきらず、このようなバックを活用してます。服の好みが合えば、ポケットがたくさんついたカーゴパンツもよいと思います。

その2:「その場を離れる時に振り返って指差し確認する」おおげさに回れ右して、できれば声を出してやる。

これは私が実践している中でも、かなり成功している方法です。

大抵の場合、置き忘れはその場を離れる時に発生する

私たちADHDは、すぐ次の事に意識がいってしまい、それまで居た場所のことなどすっかり頭から消えているので、何の気無しにその場に置いたものを、そのまま置き忘れてしまう可能性が高いのです。

置き忘れが発生しやすい場所

  • 飲食店、喫茶店、会議室、職場の机の上、
  • 電車の網棚
  • 外出先のトイレ(扉のフックなど)
  • 自宅のトイレ、洗面所、玄関まわり

やはり、ある程度まとまった時間いる場所ですね。

そして同時に、用が済んだら足早に立ち去りがちな場所でもあります。

そこで、ちょっと立ち止まって、こちらをやってみてください。

大げさに回れ右をする

ADHDにとって、見えてないものは無いものになります。意識が向かないからですね。そこで大げさに回れ右をすることで、強制的に元いた場所が視界に入り、意識を向けることができます。

たとえADHDであっても、この「大げさに回れ右をする」儀式を習慣化することで置き忘れを大幅に減らせます。

そしてさらに、

指差し確認をする(できれば声を出す)

指差しをすると、その方向に一気に意識が集中します。そして声を出すと、自分の意識をさらに高める事ができます。

前出のはっさくさんの記事によりますと、なんとうっかりミスが6分の1になるという研究結果があるそうです。

簡単にできて絶大な効果がある、これこそ先人達が産んだ最高のミス撲滅ライフハックです。

まとめ

いかがでしようか。ADHDの方もそうでない方も、置き忘れが多くてお困りの方は、ぜひお試しください!

これからもADHDの困り事を解決するライフハックをたくさん紹介していきたいと思います。

 

以下、関連記事です。

▼自宅での置き忘れ対策→ポケットに入れる

▼失くして困るものには紛失防止タグ

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▼体から離さない

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