こんにちは、椋 紅緒(むくべにお)です。
昨日はうちから徒歩圏内の桜の名所に夜桜を見に行き、ようやく到着してさてスマホで写真を撮ろうかと構えた瞬間に次男(自閉症13歳)が繋いだ手を振り解いて川に向かって走り出すという事案が発生しました。
起こった出来事
小さな川の両岸に桜が並んでいました。土手はわりと急で川までは約3mほどありました。
一瞬でフリーになった次男
次男はとても大人しかったですが、「川の方を見ているな・・」とは感じていました。
次男の右側に立ち、右手を繋いで左手で肩を抱きながら歩いていましたが、写真を撮るため立ち止まってバックから左手でスマホを取り出した瞬間でした。
次男は繋いだ右手を振り解くのと同時に左手で脱走防止ヒモのナスカン*1を外して川に向かって猛ダッシュしました。
必死に追いかけて捕まえた
こちらも反射的にダッシュしましたが、1mほど離されました。周りはとても暗い場所で川縁の場所が判別できませんでしたが、土手を下る最中に次男に追いつき、二人で尻餅をつく形で止めることができました。よく見ると川まであと30cmくらいの所まで迫っていました。
しばし呆然としましたが、その状態で次男を落ち着かせ、後ろで大声をあげている妻に「大丈夫〜」と伝えて、スマホをバックにしまってからゆっくりと土手を上がってきました。
気づいたらスマホ割れてた
スマホを左手に持ったままでの捕物劇だったので、座り込む時に地面に押しつけたためか、画面が激しく割れていました。
帰宅後に確認したら、割れたのは表面のガラスフィルムだけで、本体は無事でした。身代わりになってくれてどうもありがとう。同じものを再度購入します。
反省点
気の緩みがあった
桜スポットに向かう途中、iPhoneのマップに未舗装で街灯もなく大きな水溜まりが点在する道を案内されて、次男に水溜りに入られないように警戒しながらその道を通り抜け「ようやく辿り着いた〜」という気の緩みがありました。
脱走防止紐で繋がっているからという油断もありました。
次男はその気になればいつでもフリーになれた
小さい子供時代には通用していた脱走防止紐も、今の次男には好きなタイミングで自在に外せるチョロいものになっていました。
背負わせているリュックも、自分でチェストバンドを外して一瞬で分離することができます。
一瞬で外されないように見直しが必要です。今回もこちらのタイプにしていれば少しはマシだったかな。
気を取り直して花見を楽しむ
ライトアップされた桜はとても綺麗でした。屋台がたくさん出ていて、お祭りのような楽しげな雰囲気を味わえました。
人が多いところでは、次男が通行人の目を突かないように後ろから抱き抱えるようにして歩きました。
妻が屋台でチョコバナナやたこ焼きを買ってきて、屋台の前に設置された椅子に座って食べました。
まとめ
次男といると何でもない近所のお花見もまるで大冒険です。とにかく無事に生還できたことに感謝!帰宅後にビールで体力を回復させました。今回の件を踏まえて安全対策の見直しをしていきます。
*1:開閉可能なフック状の金具 https://www.partslabo.com/goods/kan/nasukan/