こんにちは、椋 紅緒(むくべにお)です。
次男(自閉症12歳)の脱走対策として、玄関にオートロックの電子錠を設置しました。
玄関から脱走した次男
それまでは手動で徘徊防止用の鍵をかけていましたが、ほんの一瞬の気の緩みがこんな事態を招いてしまいました。
気をつけるだけでは防げない。
うちにはオートロックが必要だ!!
オートロック化に向けて本格的に取り組みを開始しました。
電子錠設置までの道のり
マンションの管理組合に工事申請を出したり、設置可能かメーカーに問い合わせたり、近くのカギ屋さんに設置を依頼したり、色々あって1ヶ月以上掛かってしまいました。一つずつ振り返ります。
1.マンションの管理組合へ申請した
うちのマンションでは玄関ドアとドア枠はマンションの共有設備となるので、管理組合の理事会承認が必要です。
先日玄関から脱走して行方不明になった旨を書き添えて電子錠設置の申請を行い、約1ヶ月後に承認の通知が届きました。
退去時の原状回復について
設置予定の電子錠はドアとドア枠にネジ穴を開ける必要がありますが、将来的に退去する事になった場合は自費で原状回復するという条件で承認してもらいました。もしその時が来たら話し合いになるでしょうけれど、ドアとドア枠の交換も視野に入れておきます。
鍵設置のため開けた大きな穴を覆う商品がありました。これでOKになるといいですね。
幸い既存の鍵と交換で設置できたので大きな穴を開けずに済みました。ドアとドア枠にネジ穴ができた程度なので目立たないようにする方法もありそうです。
2.メーカーへ設置可否を確認してから注文した
うちの玄関扉にお目当ての電子錠が設置可能か確認しました。
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WEBフォームから問い合わせ後、メールで何回かやり取りして「設置可能」と判断いただき、すぐに注文しました。
3.カギ屋さんに工事を依頼
オンラインショップ経由で工事を依頼するよりも本製品を取り扱う近くのカギ屋さんに依頼した方が安いということで、サイトに掲載されている取扱店から一番近いお店を調べて依頼しました。
鍵の設置工事には4時間くらい掛かりました。新機種であることや、元々の鍵がセコムと連動していたことが影響して、想定よりも時間が掛かってしまったようです。
オートロック化を実現できた!
やりました!これで玄関ドアがオートロックになりました!
ドアが閉まると自動的に施錠されました。
室外からは指紋認証か暗証番号
恐る恐る暗証番号を入力してみたら、開錠できました!
ICカードやスマホでも開けられますが、普段は指紋認証、念のため暗証番号が基本となりそうです。
「これで鍵を持ち歩かなくて済む!」と一瞬思いましたが、マンションの敷地に入るためには鍵が必要でした。。。鍵の置き忘れは引き続き注意します。
室内からは指紋認証で解錠する
中からは指紋認証で開けることになります。さっそく次男以外の指紋を登録しました。
掛かった費用
- 電子錠 76,780円(税込)
- 設置費 27,500円(税込)
- 合計 104,280円(税込)
まとめ
これで次男が玄関から勝手に出ていく心配は無くなりました。次男の安全確保と家族のストレス軽減が叶うなら、決して高い買い物ではありません。妻も少しは枕を高くして眠れるかな?