こんにちは、椋 紅緒(むくべにお)です。
珈琲の魅力を知った妻が、ネットで購入した青い生豆をフライパンで焙煎するようになったのですが、先日とうとう本格的な焙煎器を購入していました。今回はわが家の珈琲事情についてご紹介します。
手回し焙煎器を導入
コンロにセットして使います。美しい!凛とした佇まい
いろいろな形状のコンロに合うように工夫されていました。
焙煎の手順や詳しいコツが記載された取り扱い説明書と記録用紙が付いています。これは勉強になる!焙煎好きにはたまりませんね!
説明文から売り手の珈琲愛、焙煎愛がとても伝わってきます。
おまけで生豆も少し入ってました。
さっそく焙煎した豆で珈琲を飲みました。
うまい!フライパンで焙煎した珈琲も美味しいけど、この手回し焙煎器だと煎りムラが生じにくいのか、さらに美味しくなった気がします。
ドリップで淹れた時びっくりするぐらい粉が膨らんだそうです。これはいい買い物をした!!
わが家の珈琲事情を振り返り
ここからちょっと、わが家の珈琲事情を振り返ってみます。
今から約15年くらい前、30代前半ごろの私にとって、コーヒーは会社のコーヒーサーバーでタダで飲めるもの、たまに外出先の喫茶店で気分転換に飲むものでした。
オフィスのコーヒーサーバーが廃止され
ある時期から会社で導入されていたユニマットのコーヒーサーバーが廃止され、かわりにウォーターサーバーが導入されました。
ウォーターサーバーは歓迎ですが、仕事中にコーヒーでカフェインを摂取する習慣はやめられず、毎日500mlのボトルに珈琲を入れて会社に持っていくようになりました。
その頃は、近所のスーパーで買った粉のコーヒーをドリップ式で直接ボトルに淹れていました。
手回しコーヒーミルを導入
粉のコーヒーは開封してから使い切るまでにどんどん味が落ちていくと感じて、焙煎済みの豆を購入するようになりました。毎朝ガリガリと手回しのコーヒーミルで豆を砕いていました。
全自動のコーヒーメーカーを導入
その後、豆から淹れられるミル付きの全自動コーヒーメーカーを導入しました。
最初に買った韓国メーカーのコーヒーメーカーはコンパクトでデザインもオシャレでしたが1年くらいで壊れてしまい、パナソニックのコーヒーメーカーに買い替えました。こちらは安定したパフォーマンスで申し分なし。さすがパナソニック。
土居珈琲との出会い
珈琲にハマる前は「珈琲の香りは好きなんだけど、飲むと後から頭が痛くなるんだよね~」と言っていた妻でしたが、ネットで注文を受けてから焙煎して送ってくれることで有名な土居珈琲でお試しセットを購入してみたらビックリするくらい美味しくて、ふだんは珈琲を飲まない妻も一緒に飲んでいました。
「あれ?珈琲飲んでもいつもみたいに頭痛くならない?」
焙煎してから日数が経っていない珈琲の場合は頭痛にならないことを発見。それから土居珈琲を継続して購入し、妻も一緒に珈琲を愉しむようになりました。
土居珈琲以外の選択肢を模索
土居珈琲リピート期は長く続きました。
土居珈琲はとても美味しいし色々な産地の豆を飲み比べたりして楽しかったのですが、毎日のこととなるとちょっとお高いので、コストを抑えられないか試行錯誤を始めました。
中でもこちらが値段と味のバランスが良く、土居珈琲と交互に購入したりしました。
店頭で焙煎してくれるお店を活用
東銀座に勤務していた頃は、近くに焙煎してくれるお店があったのでよく利用していました。
https://www.yanaka-coffeeten.com/
値段は安くありませんが、送料がかからないし気に入った豆を欲しい分量だけ購入できるので、土居珈琲よりもコストを抑えることができました。
焙煎が終わるまでの間、店内でサービスの珈琲を一杯いただくのもとてもいい時間でしたが、頻繁に通わなければならないことがネックでした。
勤務地が変わって、別のお店を探してみたら近所にも数軒ありましたが、わざわざ行くのが面倒で定着しませんでした。
自宅焙煎で味とコストを両立
その後いろいろ試して、最終的にはネットで焙煎前の青い珈琲豆を買って自宅焙煎するスタイルに落ち着きました。
妻が自宅焙煎をやってみると言った時は、
「え?自宅で焙煎?熟練の技が必要な専門家の領域じゃないの?」
って思ってましたが、妻がフライパンで焙煎した珈琲は専門店のものと比べても遜色ないもので、正直かなり驚きました。
それから妻はキッチンで日常的に珈琲豆の焙煎をするようになり、私もたまに手伝うようになりました。
妻に教えてもらいながら珈琲豆を焙煎中。飽きっぽい自分にはムリ!と思ってたけど、芳しい珈琲の香りに包まれ癒されてます。アロマ効果か。#ADHD #焙煎 #珈琲 pic.twitter.com/g7NO6BoTIg
— 椋 紅緒(むくべにお) (@MukubeniO) 2021年4月10日
ただうちのフライパンはちょっと重たいので、焦げないように振り続けるのが負担ではありました。
今回買った手回し焙煎器、フライパンより断然ラクです。
まとめ
こうして振り返ってみると、ついに行き着くとこまできた気がします。珈琲を豆から選んで自分で焙煎することで、珈琲の奥深さに触れることができました。そういう意味では、ここがようやくスタートラインなのかも知れません。
このコロナ禍でご自宅で珈琲を愉しむ方も多いと思います。この機会に、いつでも焙煎したての美味しい珈琲が飲めて珈琲のことをより深く学べる自宅焙煎、ぜひオススメします!