こんにちは、椋 紅緒(むくべにお)です。
お菓子をひっきりなしに欲しがる次男(自閉症13歳)でしたが、絵カードタイマーでお菓子を待てるようになりました。
絵カードタイマー
絵カードを表示しながら待ち時間を可視化できるアプリです。

残り時間を可視化するタイムタイマー的なアプリは色々ありますが、次男には絵カードを表示できるのがけっこう大事だと感じています。
スモールステップで始める
最初は1分など少ない時間で慣らして、徐々に時間を増やしていきます。
お菓子を食べたい気持ちが強いうちはあまり無茶をせず、せいぜい2〜3分くらいにしています。
カウントダウンを楽しむ
残り50秒くらいから、一緒にカウントダウンします。
「50秒」「・・・」
「40秒」「・・・」
「30秒」「・・・」
「20秒」「・・・」
「10秒」「・・・5・4・3・2・1・」
「ゼロォォォ〜♪」
次男もカウントと一緒に体を揺らして拍をとります。
お菓子をあげすぎない
一回であげるお菓子は少しです。
一度多くあげると、少なくあげた時に怒り出すので。あと最近体重が増えてきたので肥満防止のため。
そしてお菓子の時間が終わる
徐々に他のことに気が向き始めてきたら、5分とか7分とかにセットしてみます。長い待ち時間を見せると、一旦お菓子は諦めて他のことをやり始めます。後から思い出したように残り時間を確かめたり、そのまま忘れてしまったりします。
初期の失敗
最初の頃は、待ち時間を最初から5分とかにしてイライラさせてしまったり、あげるお菓子の量が多すぎて妻に怒られたりしました。
急に怒り出さなくなった
「さっきも食べたでしょ?」とか
「食べ過ぎだよ。もうおしまい」とか
そういうのが通じないので、さっきまで貰えていたのに急に貰えなくなった!と感じるのか、いきなり怒り出し、時に殴りかかってくることもありました。
絵カードタイマーは、待ち時間が残っていれば貰えない。ゼロになったら貰える。 次男にとってとても分かりやすいのでしょう。
おかげで、落ち着いて待てるようになりました。
まとめ
絵カードタイマーでお菓子を少しの時間でも待てるようになり、お菓子の量を減らすことができただけでなく、いきなり暴れ出すことも減りました。とても助かっています。


