こんにちは。椋 紅緒(むくべにお)です。
キッチンは包丁やコンロなど、小さい子にとって危険がいっぱいです。
歩き始めから幼稚園くらいの時期は市販のキッチンガードで事足りていましたが、我が家の自閉症児は5歳くらいで、キッチンガードを軽々と乗り越えるようになってしまいました。「キッチンは危ないから入ってはダメよ」なんて言いつけが通じるわけもなく、少しでも目を離すと狙いすましたかのように1秒程度でキッチンに入ってきてしまいます。
私たちは市販のキッチンガードをあきらめ、DIYで鍵付きの扉を設置し、キッチンカウンターにも柵をつけました。今回は自作したキッチン扉についてご紹介します。
上記が自作したキッチン扉とキッチンカウンターの柵です。塗装は妻がやりました。
扉の鍵は、日常的には扉上部に設置したオートラッチを使っています。キーを使わず片手で簡単に開閉できるので便利です。
つい最近までは、このオートラッチだけでキッチンへの侵入を防げていましたが、8歳になった今年、とうとう次男は自力でオートラッチを開錠できるようになってしまいました。
そこで、ひとまず時間稼ぎのために、ドア下にも簡単な打掛(うちかけ)をつけました。最初はオートラッチや掛金(かけかね)を使っていたのですが、いちいちしゃがみ込まないと開閉できないのが面倒なので、いまのところ打掛(うちかけ)にしています。
ちなみに掛金(かけかね)とはこういうものです。(↓↓↓↓↓)
打掛とか掛金とか、DIYやるようになって初めて名前を知りました。WEBで調べるとき名前を知らないと困りますよね。掛金は我が家の必須アイテムで、家中の次男に開けられては困る場所に設置しています。
オートラッチと打掛だけでは、ちょっと目を離すと突破されてしまいますので、本当に突破されたくない時は、ドアノブの鍵機能を使ってドアノブを回らなくすることで、キッチンへの侵入を防いでいます。こちらは今のところ突破されていません。
このドアノブは寝室のドアから流用しました。もともと寝室のドアに鍵はついてなかったのですが、ドアノブを取り外してみたらそれらしい穴があったので、試しに回してみたらドアノブが回らなくなることに気が付きました。施錠の際は、四角い穴に割りばしやレンチを差し込んで回します。この方法は家族にはあまりウケが良くないので、いずれちゃんとツマミのようなものをつけようと考えています。
いかがでしょうか。今回は現在のキッチン扉について、簡単に紹介させていただきました。次回は、キッチンカウンターの柵のほうを紹介したいと思います。
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