発達障害ファミリーの幸せライフハック生活

発達障害の困りごとを知恵と工夫で乗り越える、実用的なノウハウをお届けします。

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【便利】強力マグネットでペンを吊り下げ

こんにちは。椋紅緒です。

ダイソーの強力マグネット+粘着フック

我が家ではトイレのドアの内側にカレンダーを吊り下げて、家族の予定を書き込んでいます。ダイソーの粘着フックでペンを吊るしていましたが、同じくダイソーで売っている強力マグネットを接着剤で付けてみたら、さらに便利になりました。

▼こんな風に設置しました。

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▼4色ボールペンを吊り下げてみました。f:id:mukubeni:20200110211057j:image

これまではフックに引っ掛けていましたが、引っ掛けるときにちょっと手間取るんですよね。マグネットでくっつけるようにしたら、ペンを戻すのも楽になりました。マグネットが簡単に取れないように、しっかり接着してくださいね。

まとめ

いかがでしょうか。こんなちょっとした便利ネタもどんどんアップしていきたいと思います。

キッチンガードを乗り越えた日

こんにちは。椋 紅緒です。

キッチンガードを乗り越えた次男

過去の写真を振り返っていたら、自閉症児の次男がキッチンガードを乗り越えた日の写真が出てきました。3歳と1カ月ぐらいの頃です。

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乗り越えるまでにかかった時間は、ほんの2~3秒です。
これをきっかけに、以下の対策をすることになりました。 

キッチンへの侵入を阻止せよ!自閉症児の安全対策

玄関の柵を乗り越えた次男

なんか、似たようなことは他にもあったなぁ~と思って探してみたら、ありました。

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 1歳1カ月の頃!場所は前に住んでいた賃貸です。玄関に段差があって危なかったので突っ張り棒でガードしていたのですが、あっという間に乗り越えてしまい、本当にビックリしました。まだ自閉症かわからなかった頃ですが、この子は只者ではないと思いました。 

ぼく次男、元気な自閉症児です!

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危険をかえりみず、常に限界に挑戦する男

次男はとにかく運動能力が高く、大人を出し抜く知恵があって、危険なことも平気でやるので大変です。そんなエピソードと対策ネタを、これからもどんどんアップしていきます!

絵本を破く ~次男あるある

こんにちは。椋 紅緒です。

毎日のように絵本を破く次男

自閉症の次男は、3歳~4歳ぐらいのころ、毎日のように絵本を破きました。シンプルにページごと破く時もあれば、さらに細かく、これでもか!というくらい徹底して破くときもありました。仕事から帰ると、ジグソーパズルのように絵本の切れ端が箱に入れられており、それをセロハンテープで直すのが、私の日課となりました。f:id:mukubeni:20200104183442j:plain

毎晩、絵本を直していた私

なぜそこまでして絵本を直していたのでしょう。当時は「このページがないとお話として成立しなくなってしまう」→「破かれたページは直さなければならない」と考えていました。でも次男にとってストーリーの整合性なんてどうでもよかったみたいです。膝の上に乗って絵本を読んでもらうのは好きなので、たぶん独自の解釈で楽しんでいたんだと思います。

そして、いま(2020年1月現在)

8歳になった現在もたまに絵本を破きますが、「破くのも絵本の楽しみ方の一つなのね」と割り切り、ブックオフの100円コーナーで手ごろな絵本を買ってきています。

明けましておめでとうございます

長年の念願だったブログ開設ができ、あれも書きたい、これも書きたいという思いで溢れています。これまでの育児や生活全般を振り返るきっかけになりましたし、最近の発達障害事情はどうなっているのかな?とか同じような困り事をみんなはどうやって乗り越えているのかな?とか、我が家の外の世界にも、とても興味が湧いてきました。三日も続く三日坊主を尊敬するほど飽きっぽい私ですがこんな自分だから発信できることもあると思いますので、これからもブログを継続していきたいです。皆さま、今後ともよろしくお願いいたします。

 

 

キッチンカウンターからの侵入を阻止せよ!自閉症児の安全対策

前回は、自閉症児である次男が危険がいっぱいのキッチンへ侵入するのを防ぐため、DIYで作成したキッチン扉を紹介しました。今回は、キッチンカウンターに取り付けた柵について紹介します。

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キッチン側から見るとこんな感じです。部屋の様子が見れるように、メッシュにしています。閉じたままだと食器の出し入れなど不便なので、メッシュ部分の下半分は開閉できるようにしました。

f:id:mukubeni:20191227145540j:image 普段はダイヤルロック付きのカラビナでロックしています。f:id:mukubeni:20191227145658j:image それと、おなじみの打掛(うちかけ)です。f:id:mukubeni:20191227145750j:image

次男がまだ幼く、キッチンカウンターに手が届かなかったころは、こんな柵が必要になるとは思ってもいませんでした。危険を感じ始めたのは4歳くらいでしょうか。ちょっと目を離すとイスやテーブルなどを使ってキッチンカウンターの上に登り、キッチンのものをイタズラするようになりました。水道の蛇口をひねって水を出したり、手近のコップを投げてお皿を割ったりしました。

妻に対策を求められて途方にくれましたが、「キッチンカウンター 侵入防止」などでネットを検索してみると、ペットの侵入防止のために柵をDIYした方のブログ記事が何件か見つかり、参考になりました。特にディアウォールと2×4材で必要なものを自分で作るという発想は、自閉症児の安全対策に悩む我が家に、大きなヒントを与えてくれました。

いずれ、我が家のDIYの制作状況などをお伝えします。設計図、材料、道具、作業工程、費用感など、皆様のご参考になりましたら幸いです。

キッチンへの侵入を阻止せよ!自閉症児の安全対策

こんにちは。椋 紅緒(むくべにお)です。

キッチンは包丁やコンロなど、小さい子にとって危険がいっぱいです。

歩き始めから幼稚園くらいの時期は市販のキッチンガードで事足りていましたが、我が家の自閉症児は5歳くらいで、キッチンガードを軽々と乗り越えるようになってしまいました。「キッチンは危ないから入ってはダメよ」なんて言いつけが通じるわけもなく、少しでも目を離すと狙いすましたかのように1秒程度でキッチンに入ってきてしまいます。

私たちは市販のキッチンガードをあきらめ、DIYで鍵付きの扉を設置し、キッチンカウンターにも柵をつけました。今回は自作したキッチン扉についてご紹介します。

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キッチン扉とキッチンカウンターの柵

上記が自作したキッチン扉キッチンカウンターの柵です。塗装は妻がやりました。

扉の鍵は、日常的には扉上部に設置したオートラッチを使っています。キーを使わず片手で簡単に開閉できるので便利です。

オートラッチ

オートラッチ

つい最近までは、このオートラッチだけでキッチンへの侵入を防げていましたが、8歳になった今年、とうとう次男は自力でオートラッチを開錠できるようになってしまいました。

そこで、ひとまず時間稼ぎのために、ドア下にも簡単な打掛(うちかけ)をつけました。最初はオートラッチや掛金(かけかね)を使っていたのですが、いちいちしゃがみ込まないと開閉できないのが面倒なので、いまのところ打掛(うちかけ)にしています。

キッチン扉下の打掛

キッチン扉下の打掛(うちかけ)

ちなみに掛金(かけかね)とはこういうものです。(↓↓↓↓↓)

打掛とか掛金とか、DIYやるようになって初めて名前を知りました。WEBで調べるとき名前を知らないと困りますよね。掛金は我が家の必須アイテムで、家中の次男に開けられては困る場所に設置しています。

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掛金(かけかね)

オートラッチと打掛だけでは、ちょっと目を離すと突破されてしまいますので、本当に突破されたくない時は、ドアノブの鍵機能を使ってドアノブを回らなくすることで、キッチンへの侵入を防いでいます。こちらは今のところ突破されていません。

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キッチン扉のドアノブ

このドアノブは寝室のドアから流用しました。もともと寝室のドアに鍵はついてなかったのですが、ドアノブを取り外してみたらそれらしい穴があったので、試しに回してみたらドアノブが回らなくなることに気が付きました。施錠の際は、四角い穴に割りばしやレンチを差し込んで回します。この方法は家族にはあまりウケが良くないので、いずれちゃんとツマミのようなものをつけようと考えています。

 

ドアノブの鍵穴

ドアノブの鍵穴

 いかがでしょうか。今回は現在のキッチン扉について、簡単に紹介させていただきました。次回は、キッチンカウンターの柵のほうを紹介したいと思います。 

www.mukubeni.com

以下、安全対策の関連記事です。

自閉症児の困り事(我が家編)

自閉症児と一緒に暮らす家族は、日々どんな困り事に直面しているでしょうか。
思いもよらぬことをして大勢の人に迷惑をかけてしまったり、時には命に関わる危険なことがあったり。
一言で自閉症と言っても健常児と同じく十人十色ですが、ここでは我が家の自閉症児のケースをご紹介します。


我が家の自閉症児(次男 8歳
・知的障害を伴う重度の自閉症(療育手帳を取得済み)#最重度です
・療育支援センターから特別支援学校へ進学
・発語はまだない
・たまにパニックを起こす(大泣き、破壊、自傷など)

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我が家の困り事(例)
・ 非常ボタンを押す(電車を止めたことがある)
・ 電車とホームの間にモノを落とす(自分も落ちようとする)
・ 履いている靴をいつのまにか脱いでいる(気づかず歩いてしまう)
・ ウンチを手に持つ(便捏ねというらしい)
・ 他人の目を指で突く(担任の先生を病院送りに)
・ すべり台で小さい子を押してしまう
・ ベランダの塀を乗り越える(落ちる寸前でした)
・ 食事で汚れた口をカーテンやソファで拭く
・ つないだ手を振りほどき猛ダッシュする(赤信号も無視!)
・ 壁紙を剥がす(家中の壁紙をボロボロに)

・ マンホールの穴に石を落とさずにいられない(強いこだわり)
・ エレベーターで跳びはねる(緊急停止させてしまう)
・ モノを投げる(窓からオモチャを投げる、ファミレス店内で靴を投げる等)
・ 天井の火災報知器を壊す
・ コンセントカバーを外して隙間にモノを落とす
・ 通気口のフィルターに穴をあける(その穴にモノを入れる)
・ ビーズクッションのカバーを破く
・ 布団カバーの中に入ってずっと出てこない
・ カーテンにぶら下がる(留め具がよく壊れる)

・ オムツにウンチをする(まぁ、これはいいか。オムツのサイズはBigより大きいサイズです。そろそろトイレでしてほしいのですが、、)

 

いかがでしょうか。
これらはほんの一例ですが、日常的にこのようなことが発生しています。
自閉症児の子育て環境として、健常な方を想定した通常仕様の部屋は危険がいっぱいです。
我が家では、困り事が発生するたびにできる範囲で対策をしてきました。
これまで何年もやってきてわかったことは、自閉症児の対策は一度対策すれば安心ということはなく、その子の特性や成長に合わせて変化させていくべきものだということです。このブログでは、そんな我が家の過去、現在、そして未来に向けた対策をご紹介していきたいと思います。

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