こんにちは、椋 紅緒(むくべにお)です。
次男(自閉症11歳)がデイを脱走して全裸でテトラポッドにしがみついていた日から2週間と少し経過しました。その時についた痛々しい傷も、だいぶ治ってきました。
傷の治り具合
▼左がビフォー、右がアフターです。
▼手のひらは最初こんな感じでした。傷の深さはこの箇所が一番深かったです。
テトラポッドの危険性について
次男がどのような状況だったのか、これらのケガはどのようについたのか把握するため、テトラポッドの危険性について調べたら、とても怖くなりました。
テトラポットの水に浸かっている場所は苔でヌルヌルです。
踏ん張りながら這い上がろうとしました・・・でもズルズル落ちてゆきます。
テトラポットにはフジツボや牡蠣など貝殻がいっぱい。
肘や足は傷つき、キレてゆきます。
両手の平はボロボロでした・・・手首も血だらけ・・・
海水で滲みて痛い・・・それよりずり落ち続けて顔は水面の場所まで。
底なしだったのです・・・
次男が発見されたとき胸まで海水に浸かってテトラポッドにしがみついていた、とのことですので、上記に近い状況だったのかもしれません。
「助けてー」と助けを求めることもできず、必死にしがみついていたのです。
発見されてよかった。無事救助していただけて、本当によかった。。
今後のデイ利用について
学校や他の事業所にも今回の事件が報告されていて、再発防止に向けて検討してくれています。次男が脱走しそうなシチュエーションは特に警戒していただけそうです。
あとは、事業所側で十分な人員が確保できない時は、その日の利用を見送ったり、公園などオープンな場所での遊びを制限したりすることになりそうです。
かわいそうだけど、仕方ないよなぁ。まずは安全第一だもの。
脱走後の追跡をどうするか
次男のバックにはGPSのデバイスを入れていますが、バックを持っていない場合は追跡できません。
バックではなく、靴に仕込むか、保護帽に仕込むか、、、
調べてみたら、認知症の方向けにGPS発信機を仕込んだ靴がありました。
でも子供の場合はすぐにサイズアウトするし、激しく動くので故障のリスクもあるそうです。
そもそも今回は、服を全部脱ぎ捨てて、全裸で海に入っていたんだよなぁ。。。