こんにちは、椋 紅緒(むくべにお)です。
最近、私の「第2の脳」として運用しているObsidian(オブシディアン)の設定や執筆環境を整えることに、すっかり夢中になっています。 しかし、凝り性な性格(ADHD気質)が災いして、気がつくと「過集中」状態に陥り、連日の「夜更かし」が常態化してしまいました。
今回は、最近のObsidianに関する取り組みと、それによって引き起こされている生活のリズムの乱れについて、自戒を込めて書きたいと思います。
1. 「思考と打鍵が直結する」快感の追求
最近の私は、Obsidianの ホットキー(ショートカットキー) を自分好みに磨き上げることに心血を注いでいます。
- 見出しの設定(Alt + Shift + 1〜6)や、デイリーノートの前後移動(Ctrl + ← / →)などを設定し、マウスに手を伸ばす回数を極限まで減らしました。
- 「ライブプレビュー」機能により、書いたそばから視覚的なフィードバックが得られるため、執筆の「リズム」が格段に向上しています。
以下は、私が実際に使っているObsidianのホットキーです。
| 目的 | ホットキー例 | 備考 |
|---|---|---|
| 見出し1〜6設定 | Alt + Shift + 1〜6 |
文章の構造をすばやく組み立てる |
| 見出しを削除 | Alt + Shift + 0 |
見出しを通常テキストに戻す |
| デイリーノート移動(今日) | Ctrl + ↓ |
今日のノートにすばやく移動 |
| デイリーノート移動(前日) | Ctrl + ← |
前日のノートにすばやく移動 |
| デイリーノート移動(翌日) | Ctrl + → |
翌日のノートへ移動 |
| 内部リンク挿入 | Ctrl + L |
他ノートへのリンクを即座に追加 |
| コールアウト挿入 | Ctrl + Shift + I |
強調したメッセージを目立たせる |
| 脚注挿入 | Ctrl + Shift + 6 |
補足情報をすばやく追加 |
| 箇条書き | Ctrl + Shift + 7 |
リスト化を素早く行う |
| 番号付きリスト | Ctrl + Shift + 8 |
手順や時系列を整理する |
| チェックボックス切替 | Ctrl + Shift + 9 |
TODO管理を手早く行う |
| コメント切替 | Ctrl + / |
一時的にコメント化して整理する |
| 日付挿入 | Alt + H |
日誌やログに日付を素早く追加 |
| 時間挿入 | Alt + J |
タイムスタンプをすばやく入力 |
| テンプレート呼び出し | Alt + T |
定型フォーマットを即時展開 |
キーボードから手を離さず、頭で考えてるスピードで文章が打てる。この「思考と打鍵が直結する感じ」を一度味わってしまうと、もう元の環境には戻れません。
2. CursorとAIによる「外部脳」の進化
さらに最近では、AI搭載エディタ「Cursor」を導入し、Obsidianの保管庫全体をAIに読み込ませる環境を整えました。
これにより、過去数年分の膨大なライフログから一瞬で情報を探し出したり、断片的なメモを統合して「まとめノート」を作ったりすることが可能になりました。「自分の思考ログをAIに読み込ませて、超高性能なパーソナルAIアシスタントを作る」ような体験は、私にとってたまらない面白さです。
最近は、「Cursor」以外のAIも試してみたくなり、VSCode の環境を整えて、「VSCode+Gemini CLI」や「VSCode+GitHub Copilot」 を使えるようにしました。それぞれのAIのやれることや使い勝手などを確認しています。
■「VSCode+GitHub Copilot」による三者の比較説明
Cursor:Obsidianの保管庫と連携し、既存ノートの参照や要約、リンク提案が得意。ノートの文脈をそのまま活かせるので、ライフログや思考の整理に向いています。
VSCode+Gemini CLI:コマンドライン的にAIを呼び出せる環境で、プロンプトの柔軟性が高い。文章生成だけでなく、コードの試作や外部ツールとの連携にも使いやすいのが特徴です。
VSCode+GitHub Copilot:エディタ内での補完や自動生成が中心。コードやドキュメント執筆のフローに自然に溶け込むため、作業途中でのアイデア出しや短時間の文章サポートに便利です。
しかし、この「自動化の仕組みをいじっている時間」そのものが楽しくなってしまい、ブログ記事を書くのも忘れて没頭してしまうという、本末転倒な事態も頻発しています。
3. ADHD的な「思考の速さ」と夜更かしの代償
私の思考スピードは、時として自分でも制御不能になります。ADHD的な特性もあってか、書きながら細かく整理しようとすると、思考の速さに手がついてこないのです。
そのため、最近は「まずは書き進めることを優先し、整理や見出し付けは後でAIに任せる」という運用を試みています。この「とにかく何か書く」というスタイルが加速した結果、夜間の集中力がピークに達し、連日の深夜作業に繋がってしまいました。
直近の記録では、パソコンいじりやマンガの読みふけりで夜更かしをした結果、次男の早朝覚醒も重なり、睡眠時間が約2時間という日もありました。
4. 記録はデジタル、身体はアナログ
Obsidianのおかげで、日々の気づきを「知的な資産」へと昇華させる仕組みは整いつつあります。しかし、「記録すること」に熱中するあまり、現実の体調管理(血圧測定や十分な睡眠)を疎かにしては元も子もありません。

まとめ
道具が進化し、自分の脳が拡張されていくような感覚は、何物にも代えがたい喜びです。しかし、明日を笑顔で過ごすためには、まず今日を健やかに終える必要があります。「夜更かししてでも設定を詰めたい」という衝動をいかにコントロールするか。Obsidianという最強のツールを使いこなしつつ、現実の生活との調和を図るための試行錯誤は、これからも続きそうです。