こんにちは、椋 紅緒(むくべにお)です。
トラブルが怖くて、次男(自閉症13歳)と市民プールに行くのをずっと控えていましたが、先日思い切って行ってきました。
療育手帳で無料だった
療育手帳の提示で本人と付添人1名が無料でした。受付では療育手帳の内容を記録しているようで、多少の待ち時間が発生して、プールが待ち遠しい次男を制止するのが大変でした。
フリーの入場券をもらっていざ中へ。
更衣室はそれほど混雑しておらず、端っこでパパッと水着に着替えることができました。
空いてる時間帯でよかった。
初心者用プールへ
まずは水に慣れるため、初心者用の小さいプールに連れて行きました。
ジャンプして飛び込みたがる次男を抑えて、一旦プールの端に座らせてから入りました。
水に入ったら、喜びのあまり奇声をあげてぴょんぴょん飛び跳ねてしまいましたが、周囲の人たちは温かく見守ってくれました。
50メートルプールへ
大きいプールにはゆっくり歩けるコースがあったので、次男と一緒に入ってみました。
身長が168cmもある次男は、深い所でも足をついて立つことができました。幼少期にきた時は、浮くものを身につけて入ってたっけなぁ。
グルグルと3〜4周して、休憩時間になったタイミングで終わりにしました。
ロッカーキーがない!
シャワーを浴びて更衣室に入り、ロッカーを開けようとしたら、ん?鍵がない!
次男の手首につけていたロッカーキーが無くなっていました。こういうやつです。
最後の最後でトラブルか、、、。
ちょっと気が重くなりましたが、次男を連れて監視員さんの所に行ってみたら、そちらに届けられていました!よかった〜!
職員さん立ち合いのもと、ロッカーを開けてもらう時、
「中に入っているもので、特徴的なものはありますか?」
と訊かれて、
「ダンロップの灰色の靴が入っています」
と答えることができました。特徴的な靴でよかった。
水に慣れてほしい
一年前、次男が行方不明になった時は、とても肝を冷やしました。
また、デイを脱走して全裸でテトラポッドにしがみついていた事もありました。
自閉症児が行方不明になった時、水に近づき命を落とすケースが多いと言います。
泳ぎをマスターするのは難しいかもしれないけれど、せめて少しでも水に慣れておいてくれればと考えています。
まとめ
今まで避けてきた市民プールですが、奮起して行ってみてよかったです。これからも次男と利用していこうと思います。