こんにちは、椋 紅緒(むくべにお)です。
絵カードを使って自分の要求を伝えられるようになった次男(自閉症11歳)ですが、
タイミング的にすぐに要求に応えてあげられないことが増えてきました。
例えば「お散歩はお兄ちゃんのオンライン授業の時間に合わせたいから15分くらい待ってて」とか「オヤツはいま準備中だからあと3分くらい待ってて」などといった「ちょっと待ってて」がなかなか伝わらず、徐々に不穏になっていき、癇癪に発展することもありました。
そこで前々から気になっていた「タイムタイマー」(TIME TIMER)を導入してみることにしました。
タイムタイマーで待ち時間を見える化
購入したものはこちら。Amazonで998円でした。
さっそく到着。
なかなかオシャレで可愛らしいデザインです。
製品の仕様(使い方)
一旦55分まで回してから時間を設定します。
ゼンマイ式で、動作中はカチカチカチカチと、まるで時限爆弾のような音を出します。
そして0分になるとジリジリジリジリッ!っと、数秒間小さいベル音が鳴ります。
強力なマグネット付きで、ホワイトボードにもくっつきました。
さっそく使ってみた
次男が「散歩」を要求してきたので、さっそくタイムタイマーを試してみました。
どこに設置しようかと見渡してみたら、ちょうどいいところに木材の補強金具が。
残り時間を確認する次男
ジリジリって鳴って、今回は無事待つことができました。
スマホアプリ「絵カードタイマー」もおすすめ
今回のタイムタイマー購入の前に、「絵カードタイマー」というアプリもテスト導入しました。
スライム遊びの時に使ってみたら、こちらの意図をすぐに理解してくれました。
このアプリの良いところは、何のためのタイマーなのか絵カードで示しておけるところです。
次男はスマホがあるとYouTubeを見たくなってしまうので、今回アナログなタイムタイマーを購入することにしました。
「絵カードメーカー」と同じ作者さんで、重度自閉症児の育児に必要なものを提供してくれています。Apple Watchで音声付きで絵カードを提示できる「トーキングWatch」にもいずれチャレンジしてみたいと考えています。
まとめ
自閉症児に「待つ」を教えるのはとても大変なことですが、この試みがうまくいけば、次男と家族の生活はより良いものになるはずです。まずは3分、5分など短い時間から練習していこうと思います。
追記:少しずつ出来るようになりました!