こんにちは、椋 紅緒(むくべにお)です。
幼稚園からピアノを習い始めた長男(ADHD 13歳)が、ピアノの発表会でベートーヴェンの「悲愴」第3楽章を弾きました。途中ちょっととちったけれど、最後まで堂々と弾き切りました。
ピアノ教室の先輩たちも年々卒業していき、気づいたら長男が発表会のトリになっていました。自分は小4でピアノをやめたので、勉強と部活で忙しい中ピアノにもしっかりと取り組む長男が、我が子ながらとても眩しいです。
これまで発表会で弾いた曲
発表会ではこんな曲を弾いてきました。
- 小2:ハイキング
- 小3:紡ぎ歌
- 小4:エチュードアレグロ
- 小5:バウムクーヘン
- 小6:ワルツエチュード
- 中1:発表会中止
- 中2:ピアノソナタ第8番「悲愴」第3楽章
毎年実力よりも難しい曲を選んで、先生に「それは来年にしたら?」と言われています。発表会が間近に迫っても完成してなくていつも心配になりますが、最後は猛練習をして何とか本番に間に合わせてきます。追い込まれた時の集中力がすごいです。
ピアノソナタ第8番「悲愴」第3楽章
今回弾いた曲はこちら。
ADHDにはピアノがおすすめ!
脳科学者の澤口俊之先生によると、ピアノはワーキングメモリーの鍛錬にとても良いそうです。それを聞いてピアノを習わせ始めました。今でも忘れ物や不注意によるトラブルはよくありますが、それでも幼少期のすぐに投げ出しがちで苦しい言い訳ばかりする状況から、よくここまで成長してくれたものです。
難しい課題へ挑戦する気持ち、困難を乗り越えた達成感と自信、皆に賞賛されて形成された自己肯定感。長男にとってピアノは、ワーキングメモリー以上の価値が沢山あったと思います。ピアノやらせて本当によかったです。