こんにちは、椋 紅緒(むくべにお)です。
次男が11歳になりました。自閉症児の子育ては大変なことも多いけど、何とかやれています。気がつけば、幼少期からずっと続いていた困り事がだいぶ解消できてきました。どんな変化があったのか、ちょっと振り返ってみます。
マンホールの穴に小石を入れなくなった
この遊びは幼少期からずっと続いていましたが、10歳になった頃からピタリとやらなくなりました。本当はやりたいけど今はその時じゃないと我慢しているのかな。会話ができたらその辺を聞いてみたいところです。
PECS(ぺクス)で要求できるようになった
今年から取り組み始めたPECSは、わが家にすっかり馴染みました。絵カードで要求を伝えることができるので、わざわざ手を引いてその場所まで連れて行く手間や煩わしさがなくなり、またダイレクトに要求が伝わるので本人も気に入っているみたいです。
糞尿トラブルが減った
自分からトイレに行くようになり、床にオシッコしてしまうことも、パンツにウンチをしてしまうことも無くなりました。外出先でのお漏らしも無くなり、家を出た時と同じ服装で帰ってこれるようになりました。いまは夜寝るときだけオムツを履かせていますが、近いうちにオムツもとれそうです。
家でスボンを履くようになった
これまでずっと家ではパンツでしたが、最近ズボンを履く(というか脱がない)ようになりました。それだけでも急にお兄さんになったような印象です。
手を振りほどく力が強くなった
つないだ手を振りほどいて走り去ろうとすることが、何度かありました。学校やデイでもやっているようです。こちらのわずかな隙をついて一気に手を抜き取りダッシュします。走るスピードも上がってきて、女性や年配の職員さんは追いつくのに必死だとか。直近の困り事はこれですね。万が一のため散歩の時は迷子ひもをつけています。
まとめ
全体的にみたら、指示も伝わるし情緒も安定しているし、一緒に生活していて強いストレスを感じることはずいぶん減りました。ゆっくりとだけどちゃんと成長しているのだなぁ。