発達障害ファミリーの幸せライフハック生活

発達障害の困りごとを知恵と工夫で乗り越える、実用的なノウハウをお届けします。

本サイトには商品プロモーションが含まれています。

【振り返り】音楽配信とラジオ試聴方法の変化

【スポンサーリンク】

こんにちは、椋 紅緒(むくべにお)です。

長男(ADHD 13歳)を部活の朝練に送り出し、次男(自閉症10歳)はデイサービスがない日で起きるまで寝かせておくことにした朝、リビングでカタカタと雑文を打ち込みました。せっかくなので勢いでアップしてしまいます。

30年を振り返り

自分が子供の頃から現在にかけて、様々な分野で技術が大きく進化した。パソコンやスマートフォンが普及して、ネット接続が当たり前となった現在、昔は大変だったことが簡単にできるようになった。より便利になった。その便利さを享受しながら、過去の不便だった頃の苦労がたまに懐かしく思い出される。

f:id:mukubeni:20220320115314j:image

レコードプレーヤー時代 1983〜1987年頃

家には親や兄弟が買い揃えたレコードが並んでいた。それを手当たり次第にレコードプレイヤーで聴いた。

自分は中学生の頃からラジオをよく聴いていた。新しい音楽、自分が知らなかった過去の名曲を知りたくて、音楽番組をカセットテープに録音しながら聴いていた。

CDプレーヤー時代 1988〜1992

中学の頃、母がSONYのCDプレーヤーとスピーカーとクラシック大全集のセットをローンを組んで購入した。シングルマザーでお金の余裕もない中で、なぜそれを購入しようと思ったのか。とにかく最新の音楽プレーヤーが我が家にやって来た。

レコード屋にはレコード、カセットテープに加え、CDも並び始めていた。友達と劇場に観に行ったガンダム「逆襲のシャア」のサントラや、当時流行りだしたボン・ジョビ、ビートルズの代表曲が5曲入ったシングル盤、オフコースのベスト盤などを購入し、何度も何度も、繰り返し聴いた。ドリカムや遊佐未森にもはまった。

ラジオ録音と持ち出し方法の変化

ラジオをリアルタイムに録音

うちのレコードプレーヤーは予約録音ができなかったので、放送開始前にラジオのチューニングを合わせて番組開始と同時に手動で録音を開始していた。音楽は外へ持ち出さず自宅でのみ聴いていた。

CDラジカセでカセットへ予約録音

CDラジカセを購入後は予約録音機能でカセットテープに録音した。外への持ち出しはウォークマン。そんな高校時代だった。

MDラジカセでMDへ予約録音

MDが普及した頃は、MDラジカセでMDに録音してポータブルMDプレーヤーで外に持ち出した。大学時代、レンタルビデオ屋のバイトでたくさんの音楽や映画に触れた。

ラジカセとパソコンをつないで予約録音

パソコンやインターネットの普及と呼応するようにmp3プレーヤーやiPodなどが出てきて、ラジオ音源の録音もラジカセからパソコンに移り変わっていった。まず最初は、ラジカセとパソコンをLINE入力で接続しラジカセの予約再生とパソコン側の録音ソフトを組み合わせてラジオ番組を音声データとして保存した。

パソコンのFMチューナーで予約録音

その後、パソコンにFMチューナーボードを増設してラジオ番組を予約録音をパソコンだけで完結できるようにした。パソコンに5.1chスピーカーを繋ぎ、音楽プレーヤーの主役がパソコンとiPodに移り変わっていった。

現在 radikoをパソコンで予約録音

現在はラジオチューナーがなくてもスマホやパソコンでラジオが聴ける時代になった。ラジコのタイムフリーやポッドキャストなど、放送時間にリアルタイムで聴かなくても、予約録音しておかなくても、放送後の評判を聞いて後から聴ける仕組みが整った。とても便利な時代になった。

CDリッピング時の手間

mp3プレーヤーが流行った2000年代前半はCDの音楽をパソコンに取り込んでもアルバム名や曲名などのデータは自動的に取り込めないこと多くて、ネット上から有志の人が作成したタグ情報を引っ張ってきたり、自分でタグ情報を入力したりしていた。リッピング自体も複数のソフトを組み合わせて行う必要があったり、とにかく手間だった。あの時期にそういうことをしていた人は全体から見たら極一部だったかもしれない。

画期的だったFM局ホームページのオンエア楽曲情報

J-WAVEなどの FM局で自分がいいと思う楽曲やアーティストを探すときは、一日中録音しておくわけにもいかないので、流し聴きして「いいな」と思う曲が流れたら時計を見て放送局と日時を記録しておき、ホームページに掲載されたオンエア楽曲の情報をみてアーティスト名や曲名をゲットしていた。レンタルビデオ屋に行った時にそのメモを見て、試し聴きしたり何枚か借りて帰ったりして少しずつ聴く音楽の幅を広げたりしていた。

インターネット上に自分の生活に直結した役立つ情報がまだ少なかった時代にあって、ラジオFM局ホームページのオンエア楽曲情報は自分にとってはとても画期的で胸が躍った。今は放送中の番組内容もかかった楽曲の情報もスマホですぐ確認できるし、その場で試聴もできる。そんなことはもはや当たり前になっているけれど、便利すぎてちょっとだけくやしい。

ネット配信、サブスク時代へ

現在、音楽を聴くためにCDを購入する人はよほどのファンかコレクターだ。ネットでデータをダウンロードして音楽を購入する仕組みも2000年代からあるし、最近はサブスクリプションで聴き放題というのが主流だ。わざわざこれを買うと決断する必要もなく、気になったとき、初めてネットで名前を知ったとき、また聴きたくなったとき、いつでも聴くことができる。ネットに繋がっていれば、スマホでどこででも聴ける。

Shazam(シャザム)の音声検索で大好きだったあの曲と数十年越しの再会

ラジオが新しい音楽を知る重要な手段だった頃は、うまく楽曲を録音できたとしてもパーソナリティが早口でアーティスト名や楽曲名が聞き取れなかったりちゃんと伝えてくれないまま次の話題に流れていくこともあり、曲は気に入って繰り返し聴いているが誰の何という楽曲か分からないということがたまに発生した。先日そんなうろ覚えの楽曲を鼻うたで検索できるShazamというサービスを使って数十年越しにその楽曲と再会できたことがあった。

まとめ

スマホとワイヤレスヘッドホンで気軽に音楽を聴きながら、昔の面倒くささとそこにあった味わいのようなものを思い出し、当時の青臭かった自分を取りまく環境のすべてに思いを馳せている。そんな日曜日の朝。次男が起きてきたので今日はここまでにしとうございます。

【スポンサーリンク】