こんにちは。椋 紅緒です。
現在、新型コロナウイルスの感染拡大で深刻なマスク不足が発生し、どこのお店も「マスクは完売しました」の貼り紙を貼り出しています。(2020年2月現在)
我が家では、防災用にストックしておいたマスクを大事に使っていますが、家族が毎日使うものなのでどんどん減って、すぐに枯渇してしまいそうです。とくに私は花粉症持ちなので、せめて自分が自宅で使う分は何かで代用できないかと調べてみたら、使えそうなアイデアが見つかりました。
キッチンペーパーでマスクを手作りする
材料は、キッチンペーパー、輪ゴム、ホッチキス。作り方は、警視庁のサイトで公開されていました。
身近なもので危機を乗り切る発想は、冒険野郎マクガイバー好きにはたまりません。早速やってみました。
▼材料を揃える
キッチンペーパー
輪ゴム
ホッチキス
▼キッチンペーパーを蛇腹に折る
▼端っこに輪ゴムをホッチキス留めする
▼完成です
元のサイトで紹介されていたのは輪ゴムを両耳にかけるタイプでしたが、すぐに耳が痛くなってしまうので、輪ゴムを一本に連結して頭の後ろで留めるスタイルに変えてみました。
▼装着してみました
想像以上にフィット感よかったです。圧迫感もなく、呼吸も楽にできます。ゴムのつけ方を変えたことで、長時間つけていても耳が痛くなりませんでした。
肝心の効果は?
あくまで個人的な感想ですが、花粉症の鼻水には十分効果的でした。この季節、マスクをつけないと透明の鼻水が止まらないのですが、このマスクをつけたら市販の安い不織布マスクと同程度には症状を緩和できました。
インフルエンザや新型コロナの予防にどの程度有効かはわかりませんが、自宅で花粉症対策するのには有効と考えます。ぜひお試しください。
マスク作りが面倒な方は
濡れタオルで鼻と口を覆ってしまうのも一法です。適度な湿り気が鼻と喉を守ってくれて、とても快適ですよ。宅配便の受け取りは、少しはばかられますがw
針金を仕込むとフィット感が大幅アップ
手作りマスクの鼻のところに針金を仕込んでみたら、市販の不織布マスク並みのフィット感が得られました。
▼針金付きバージョンの作り方
マスクがちゃんと顔にフィットしていないと、隙間から花粉が入ってきて効果が半減します。針金を包んで数カ所ホッチキス留めするだけでできますので、針金を入手可能な方は、ぜひお試しください。
手作りインナーマスクで花粉除去アップ
さらに花粉フィルター能力をアップさせる方法はないかと調べてみたら、こちらの情報が見つかりました。元は環境省が公開している情報ということで、信頼できそうです。うちでも早速やってみます!
手作りインナーマスクで花粉を99%以上カット!? - ウェザーニュース
まとめ
いかがでしょうか。国内感染者数がどんどん増えている中、しばらくはマスク不足が続くでしょう。これから花粉の季節。何とか知恵と工夫で乗り越えましょう!
追記(2020.03.09)
マスクや消毒スプレーだけでなく、なんとキッチンペーパーもスーパーやドラッグストアから姿を消してしまいました。そんな中、花粉症対策としては濡れタオルがやっぱりよかったという記事を書きました。こちらも併せてお読みください。
追記(2020/04/13)
マスク不足の影響で、キッチンペーパー、ガーゼ、コットンなども品薄状態になってしまっていたので本記事をいったん非公開にしていましたが、スーパーやドラッグストアにふつうに見かけるようになってきたので再度公開します。相変わらず不織布マスクは手に入りにくい状況ですので、選択肢の一つとしてぜひご検討ください。