発達障害ファミリーの幸せライフハック生活

発達障害の困りごとを知恵と工夫で乗り越える、実用的なノウハウをお届けします。

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うちの自閉症児がお気に入りのアプリを紹介します

まだ発語がない次男(自閉症9歳)ですが、iPad や iPod touchの キッズ向けアプリには幼い頃から親しんできました。触って動いて音が出る、幼児向けのコンテンツがメインでしたが、近頃は二つ上の長男向けの知育アプリで遊べるようになっていて驚きました。どんなアプリで遊んでいるのか、ご紹介します。

▼玄関でお出かけの準備ができたご褒美にiPadを渡してもらえた次男

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▼さっそくアプリを立ち上げてやり始めました。

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こちらは都道府県の形を日本地図にはめ込んでいくジグソーパズルです。ものすごいハイペースではめ込んでいきます。私もチャレンジしてみましたが、次男のほうが3倍くらい早かったです。大人も楽しめるアプリです。

あそんでまなべる 日本地図パズル

あそんでまなべる 日本地図パズル

  • Digital Gene
  • ゲーム
  • 無料

 

キョロちゃん大冒険

こちらのアプリもお気に入りです。特にオープニングムービーが大好きで、大はしゃぎしながら何回もリピート再生します。ノリノリです。

ゲームのほうも初めは試行錯誤を繰り返していましたが、今では細かい仕掛けも全部わかっていて、わりと長時間遊べています。飽きるとまたオープニングムービーを再生します。

ミスターシェイプ

独特のキャラクターがかわいいミスターシェイプ。こちらもムービーがとてもお気に入りで、そこから触って動くコンテンツも楽しむようになりました。子供が喜ぶものをよく分かってる感じで、次男の心もがっちり掴んでいます。

シンクシンク

長男がやっている知育教材シンクシンクも、お兄ちゃんがやっているのを見てやり方を覚えてしまいました。難しい問題も解けないなりに楽しんでいるみたいです。

think2app.hanamarulab.com

赤ちゃんがピタリと泣き止む不思議なおもちゃアプリ『baby rattle bab bab lite』

幼児期からのお気に入りがこちらです。実際このアプリには、外出先でかなり助けてもらいました。今でもよく自分で立ち上げています。

baby rattle bab bab lite

baby rattle bab bab lite

  • Realize Mobile Communications Corp,
  • ライフスタイル
  • 無料

apps.apple.com

まとめ

うちの子のような発語がない重度自閉症の子供も、知育アプリが楽しめるようになるものなんですね。そんなアプリを作ってくれている皆さんに感謝です!

 

電子メモパッドを直した

こんにちは。椋 紅緒です。

自閉症児(9歳)が壊したものを、日々直し続けています。

今回修理したのは、誕生日に妻からもらった電子メモバッドです。

電源のオンオフ不要、すぐに書けて、ボタンを押すと書いたものが全て消えます。またボタンを押さなければずっと消えずに残ります。

ゴシゴシ消さなくてもいい、小さいホワイトボードのような感じでしょうか。

内蔵電池で動くので安全で手間もなく、ちょっとした時間での次男のお絵かきツールに最適です。が、、、

ボタンを押してもクリアされなくなってしまいました。

全て塗りつぶされて消せなくなった電子メモパッド。

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残念だけど、もう捨てるしかないか、、と諦めかけましたが、

よく見ると、ボタンにペン先で突いた跡があります。

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これのせいで、ずっとボタンを押した状態になっているのかな?と思い、

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カッターでボタンの上の層を取り除いてみると、

みごと復活!

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この商品、

書いたものの履歴が残らない

アンドゥ/リドゥがない

内蔵電池は交換不能

という潔い仕様で、正直、紙にメモした方が便利じゃない?という感じではあるのですが、子供のお絵かきツールにはピッタリです。電池がなくなるまでこれからもよろしく!

粗大ゴミ代を節約する

こんにちは。椋紅緒です。

不要になった椅子が微妙に大きく、うちの自治体では粗大ゴミサイズだったので、丸ノコで小さくして捨てることにしました。

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サクッと真っ二つに
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角が凶悪な形に割れてしまったので、
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そこも切り落としました。f:id:mukubeni:20200403164656j:image

これで粗大ゴミ代、約700円節約できました。

電動工具があると、粗大ゴミを減らせて助かります。

  

ちなみに我が家の電子工具はこれです。丸ノコは意外と利用頻度が高いです。

 

【DIY】AVラックを修理しました

こんにちは。椋 紅緒です。

自閉症児(9歳)が壊したものを、日々直し続けています。

今回は、DIYで作成したAVラックを修理した時のお話です。

ちなみにこれは癇癪を起こして破壊したのではなく、扉の段差に足をかけて上に登ろうとした時にバキッといったのでした。

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修理の工程

まず扉を取り外し、丸ノコでパンチングボードを切ります。こんな時に丸ノコはとても便利です。
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PPシートとプラダンをはめ込みます。

今回はホームセンターで買ってきましたが、小さいものなら100均でも売ってました。
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こんな感じになります。
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扉をつけて完成です!

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プラダンとPPシートにしたら、赤外線をしっかり通してくれるようで、リモコンの反応がとても良くなりました。

でもこれ、AVラックになんて見えませんよね?

中はこんなふうに、ブルーレイレコーダー、ゲーム機、サウンドバー(横長のスピーカー)などが入っており、やんちゃな自閉症児からしっかりと守ってくれています。

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いずれ制作時の様子をお伝えしたいと思います。

迷子防止ひもをつけてます

迷子防止紐でお互いのストレスが減った

自閉症児の次男(9歳)と散歩する時は、迷子防止紐をつけています。パッと手を振りほどいて走って行くのを防ぐためです。

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 これを付けることで、ずっと手を強く握りしめてなくてもよくなり、緊張とストレスがいくらか減りました。多分子どもの方もストレスが減ったと思います。
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本来はお互いの手首に付けるものですが、手首だと嫌がってすぐに外されてしまうので、子供の方は腰のベルトにつけています。今のところ無理矢理外してどこかに逃げ出そうとしたことはありませんが、慣れたらすぐにベルトを外してしまいそうなので、簡単には外せない工夫を検討中です。

保護帽やヘルプマークが他人の目を和らげてくれてます

迷子防止紐をつけてる人はあまり見かけないし、幼児ならともかく9歳ぐらいでつけてるとやはり周りの目を引いてしまいます。通りすがりのおばさんに「そんなものつけて、ペットじゃないんだから」と言われたこともあります。でも自傷対策の保護帽や、ヘルプマークを付けるようになってからはそういうことを言われなくなりました。察してくれるようになったのかな。とても助かっています。 

 迷子紐は重度自閉症児を育てるADHD親の必須アイテム!

実はこれを付けているのは、子供が自閉症だからというよりも、自分がADHDだからなんです。私は昔から何かに気をとられるとそちらの世界に没頭してしまい、他のことが頭から抜け落ちてしまいます。たとえ自閉症児を連れ歩いてる時でも。

以前、手をつないでいたはずの子供が気がついたらいなくなってた!って事が、ほんとにありました。「何で!?」って思いました。そこはたまたま次男が通う療育支援センターの敷地内で、すぐに先生方に保護してもらえたから良かったものの、他の場所で同じ事が起きていたら、命に関わる大事故が起きていたかもしれません。あの時は本当に背筋が凍りました。

それ以来私は、自分を信じるのをやめました。この迷子紐は子供の命綱!他人にどう思われるかなんて気にしている場合じゃない!

もちろん迷子紐をつけてるからって油断は禁物です。つないだ手を振りほどいて車道に飛び出そうとしてもすぐに対処できるようにいつもイメージしています。

 

追記:こちらの記事もご参照ください。

 

www.mukubeni.com

www.mukubeni.com

 

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妻のひと言「あとちょっとからが長い」

テレワークだと、家族と一緒に食事をとれるというメリットがあります。妻の自慢料理を家族と食べる時間はとても幸せですが、仕事に夢中になりがちなADHDの私はどうも家族と時間を合わせるのが苦手なようです。

妻とのやりとり

妻「もうすぐご飯できるよー。仕事あとどれくらいでケリつきそう?」

私「うん。あとちょっと。」

妻「うんわかったー。」

(15分後くらい)

妻「どんな感じ?子供たちも準備できてるよ?」

私「あ!あとちょっと!すぐ行く!」

(晩ご飯のことを忘れてガッツリと別の仕事を始めてた自分。慌てて中断して食卓につく)

妻「もう!あとちょっとからが長いよッ!」

 

あれ?このセリフ、

いつも言われてる!?

家族でお出かけする時も、

頼まれた家事をこなす時も、

お店で気に入った商品を見ている時も、

私「あとちょっと」→時間を忘れて没頭

→妻「もう!あとちょっとからが長いよ!」

というパターン。

■教訓:相手の時間に合わせる意識を持とう

テレワーク中の家族持ちADHDは、特に気をつけないとですね。

食卓について家族の顔を見ながらご飯を食べてると、仕事よりも家族が大事だと実感できます。仕事の予定と同じように家族との予定も時間厳守で大事に扱うぞ!

具体的な対策

仕事でやってるみたいに、10分前にセットしたアラームが鳴ったら無条件に作業中断して次の予定の準備だけやる。

 

 私はFitbitのAlta HRという活動量計をいつもつけていますが、サイレントアラームというバイブレーションでアラームを鳴らす機能があって、それを活用しています。腕でブルブルなると、ADHDの私でもさすがに気づきます。おススメです!

Fitbit AltaHR フィットネストラッカー Alta HR Black Lサイズ FB408SBKL-CJK

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  • 発売日: 2017/04/24
  • メディア: ヘルスケア&ケア用品
 

 

ADHDがZoom会議でやってしまいがちな致命的失敗(体験レポート)

ADHDはZoom会議で致命的な大失敗をしてしまう危険がある

新型コロナの影響で、プロジェクトのメンバーも取引先の皆様も全員テレワーク中で、社内ミーティングや取引先との打合せは全てZoom会議(ビデオ会議)でやっています。立場上、私がホストになってZoom会議を進行することが多いのですが、そんな中、自分自身のADHDの特性に起因すると思われる失敗が何度かありました。今のところはそんなに大変なことにはなっていませんが、気をつけておかないといつか致命的な失敗をしてしまう危険があるなと感じましたので、皆様にもお伝えしておこうと思います。そこのADHDさん、気をつけて!

入室申請に気づかず、待合室にずっと待たせてしまう

自分がホストの場合は、後から参加してくる人の入室を許可してあげる必要がありますが、つい会議に夢中になりすぎて、入室許可の申請に気づかないことがありました。ディスプレイを2台並べてZoom会議していたのですが、入室申請のお知らせはサブディスプレイのほうに表示されていて気がつかなかったのです。先日はメンバーを18分も待たせてしまっていました。。本当に申し訳ない。

■教訓:ホストは会議に没頭しすぎず、途中の入室申請にも気を配れ

入室許可しなくても入室できる設定にしておくのも一法ですが、入室されては困る人が入ってくるリスクもあるので、念のため入室許可した人だけ参加できる設定にしています。すぐできる対策としては、よく見るディスプレイのほうに入室申請の表示が出るようにしておくことですかね。

ミュートしたことを忘れてしゃべり続けてしまう

一生懸命しゃべっているのにどうも反応が薄いなぁ・・。あれ?こっち話してるのに別の話を始めた!?っと思ったら、あ、自分ミュートになってた!なんてことが何度もありました。しゃべり始める前は一応ミュートになってないか確認したほうがいいです。

特にADHDの人は、相手の反応にいつも以上に気を回したほうがいいかもしれません。Zoom会議では相手の反応をキャッチしにくいですからね。ビデオを切ってる人、ミュートにしている人が多い場合は、余計に気づきにくいでしょう。

■教訓:自分がしゃべるときはミュートになっていないか確認しよう

画面共有で見られてはいけない情報を晒してしまう

Zoom会議では自分のパソコンの画面を画面共有することがよくあります。私は自分の画面を見せて議事録を書きながら会議を進行することが多いので、打合せ中もほとんどの時間は自分の画面を共有しています。機密情報の漏洩には細心の注意を払っているつもりですが、先日ついにやってしまいました。

チャットツール(Slack)の画面を晒してしまう

打合せ中、タスクバーに通知(赤い数字のバッジ)が表示されて、無意識にクリックして内容を確認してしまいました。いつもはデュアルディスプレイで画面共有していないほうの画面にSlackを立ち上げていたのですが、その時はたまたま画面共有しているほうにSlackのウィンドウがあって、そのことに違和感をおぼえず数秒間内容を読んでしまい、ハッと気づいて慌てて画面を閉じました。

たまたま見られて困るような情報は含まれていませんでしたが、同じような状況で、見せてはいけない情報を晒してしまう危険性があると思ったら、背筋が凍りつきました。社内のミーティングならまだダメージも少ないですが、取引先との打合せでやってしまったら大問題です。Zoom会議はレコーディングされていることもあるので、数秒間とはいえ画面に映し出すだけで情報漏洩になってしまいます。そんな意図しない画面を晒してしまうリスクの回避方法は以下になります。

■教訓:画面共有は共有したいウィンドウだけを共有すべし

自分がPCで見ている画面と同じものを共有する方式は、打合せで見せたい資料や議事録、作成中のシステム画面など次々にウィンドウを切り替えて見せられるので便利ですが、情報漏洩のリスクを抱えてまでやるものじゃないですよね。利便性より安全性をとりましょう。

ADHDは短時間に色々なこと詰め込み過ぎ

もっと根本的な原因として、一度に沢山のことをやろうとしていたことに問題があったと考えます。自分と関係が薄い議題になったら内職して他の作業を少しでも進めようとか、Slackで社内メンバーの状況を把握して、できれば質問に回答しようとか、打合せ中もやれることはどんどんやってしまおうと考えていました。デュアルディスプレイとか駆使して、いろいろ工夫すれば問題なくやれるだろうと。

でもそんなことを考えがちなADHDだからこそ、打合せ中は余計なことをしちゃだめ!ミスにつながるぞ。ということを、テレワークを1カ月やってみて思い知りました。

■教訓:ADHDの人は、Zoom会議中に内職をすべきではない

まとめ

いかがでしょうか。テレワークでZoom会議をする人が増えているかと思います。私は数年前から業務で日常的にZoomを使っていたのでZoomの使い方などで困ることは無かったのですが、久々の職場復帰と炎上プロジェクトの状況が重なって、気持ちに余裕が持ててなかったというのもミスの原因だったと思います。

補足

今回の新型コロナ騒動で、Zoomがビデオ会議ができるサービスとして一気にメジャーになりましたが、画面共有してビデオ通話ができる他サービスも注意点はほぼ同じです。Teams、Skype、Google Meet、Chatwork、、、私は仕事柄、取引先が導入しているビデオ会議ツールを色々と使っていますが、やはり現時点ではZoomミーティングが一番使いやすいですね。話題のバーチャル背景も活用しています。

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